なぜ、生産管理ラック【SABATORI】で生産性・収益性が上がるのか?

生産管理ラック【SABATORI】は、長年、赤字で苦しんでいた町工場を瞬時に劇的復活させたアイデアから生まれた、ドキュメントを活用した作業の着手を管理するラックです。

【SABATORI】の各ポケット30個には1~31の日付を表す数字(30日と31日は同じポケット)を表示してあり、ここに作業を着手する日付を記入した作業指示書、または注文書などを、その作業の着手をする日付の数字のポケットに入れて、いつ作業を着手すべきかをみんなで共有するようにします。先行を防ぐために、何日か先のものには手を付けさせないためのカードを差しておくなどの工夫もあると、尚いいでしょう。これにより、今やるべきものと今やる必要のないモノの区別をつけ、また着手の遅れも見える化できます。これだけで、工場の生産性・収益性が運用開始より即日、劇的に改善します。

多くの工場で、納期対応力に問題を抱えています。結果的にサプライチェーン全体の生産性を落とす要因にもなっていますが、それに対する対策がちゃんと打たれていない現実も散見されます。原因をちゃんと特定していないから対策がとられていないからです。

そもそも、納期遵守なされないのは、生産能力が不足していることが原因なのでしょうか?もしくは、時間が足りないことが原因なのでしょうか?

実は、生産現場において、生産能力が不足して納期が合わないという事例は、それほど多くありません。製造業において、「モノ」の立場で考えると、実際に作業されている時間すなわちタッチタイムは10%以下といわれており、ほとんどの時間は待っている時間です。

そして、「この待っている時間」にこそ、多くのムダが存在しているのです。

多くの工場で、生産にかかる時間を長く見積もりすぎる、いわゆる「サバ読み」が横行しています。これは、担当者自身が納期遅れに対する不安があり「より安心したい」という気持ちから行われています。全員が「サバ読み」をしたらどうなるでしょうか?みんなが早く始めれば、早く終わるのでしょうか?早く始めても、なぜか、やはり納期ギリギリになってしまうことが多いのではないでしょうか?納期が遅れたり、ギリギリであるならば、結果として、より早く始めなければというプレッシャーにさらされることになります。

多くの工場で起きている納期遵守率が悪いという問題は、この「サバ読み」によって、いわゆるリードタイム(作業の着手~完了までの時間)を長くとり過ぎることにより、現場の混乱が原因となっている場合が多いのですが、多くの経営者、工場管理者はそのことに全く気付いていません。

サバを読んで仕事を早く始めすぎる⇒現場の仕掛りが増える⇒モノを探したり優先順位がわからなったりして、多くの時間を取られる⇒作業時間のロスを恐れて、まとめ生産が横行する⇒よりやるべきものに集中しなくなる⇒納期が守れない⇒もっとサバを読んで、仕事をより早く始めようとする、といった悪循環になります。

過剰な「サバ読み」による先行生産を防ぐことができれば、工場の生産性は、「一瞬」で大きく改善します。工場内で、モノが流れるスピードが圧倒的に速くなり、お金を稼ぐスピードが速くなります。実際に作業している時間が10%であるならば、スピードは理論上は10倍になる可能性もあり、そこに大きな改善の余地があることがわかります。

【SABATORI】の効果は多くの生産現場で実証されており、工場の利益ゼロ⇒売上の20%に改善した事例も報告されています。

多くの経営者、工場管理者が、「納期が守れないのは、日数が足りないからだ。もっと日数が欲しい!」と思い込んでいます。多くの場合、足りないの日数ではなく、やるべきモノへの「集中」です。日数が増えれば、かえって集中が削がれます。そんな誤った思い込みを【SABATORI】で払拭し、工場の生産性・収益性を劇的に上げて、あなたの会社(工場)でもっともっと利益を出してみませんか?

みんなの頭を活用して、やるべきものに「集中」!管理が断然「楽」になる。

【SABATORI】で、日本経済は復活する?!

ものごとは”シンプル”である。